業界第二位のSBIソーシャルレンディングが、新たなファンドを設立しました!
その名も、「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」。
カンボジアの未来を担う人々に日本で技術・技能・知識を学ぶ機会を提供し、ソーシャルリターンの創造を目指すことを目的にしたファンドで、6月19日からスタートしました!
予定利回りが10%を超え、社会的意義のあるファンドということで、今後注目されること間違い無しです!
募集概要
【ファンド名】
カンボジア技能実習生支援ローンファンド
【出資募集金額】
初回は、約500万円(10名)を予定
※貸付額を上回る出資金が次回へロールオーバーいたします。
※出資口数1口あたり1万円以上1万円単位
【予定利回り】
10.0%(年利)(手数料控除後・税引き前)
【投資運用期間】
約12ヶ月
【借手】
カンボジア人技能実習生
【出資募集期間】
・初回の募集のみ
2017年6月19日(月)午前9時~ 2017年6月27日(火)午前12時(正午)
・次回以降
毎月1日午前0時~ 20日午前12時(正午)(毎月1回募集)
ファンドの特徴・スキームについて
当ファンドの借手は訪日を希望するカンボジアの技能実習生たちです。
彼らは、カンボジア政府の認定機関である送り出し機関で研修を行っています。
3ヵ月~5ヵ月程の研修を終えた後、面接を受け、日本企業に採用されます。
その後、出国準備ができた段階で、これまでにかかった研修費や出国費等に相当する額を、出光クレジットの子会社でカンボジアで融資事業を行っている出光セゾンマイクロファイナンス(カンボジア)有限会社から融資を受けます。
彼らは、訪日してから採用企業での就業2ヶ月後に、SBIソーシャルレンディングに借り換えの申し込みを行います。
SBIによる審査で承認されると、ファンドからの借入資金を用いて、出光SMFへの返済を行い、当ファンドからの貸付への借り換えが完了します。
技能実習生達は、日本で就業しながら、毎月々決められた額をSBIソーシャルレンディングに返済していきます。
カンボジア技能実習生支援ローンファンドのリスクを考察してみる
まず、当ファンドに関しては、担保や保証はありません。
そのため、デフォルト時における投資金の回収は、他のファンドより可能性が低くなっています。
だからこそ、SBIソーシャルレンディングのファンドの中でも、10%という高い利回りを設定しているのだと思います。
しかし、必ずしも利回りはリスクと比例しません。
まず、カンボジアなどの新興国の貧困層に対するマイクロファイナンス機関(小規模金融)の貸倒率は平均1%程度です。
これは、日本のノンバンクの約10分の1というとても低い水準です。
そして今回、SBIソーシャルレンディングが技能実習生達に貸付を行うタイミングは、彼らがカンボジアで研修を受けている時期ではなく、実際に日本に来て採用企業で働いてから2ヶ月後です。
ある程度日本にも仕事にも慣れたことなので、その後すぐに辞めて母国に帰るということはあまり考えられません。
また、彼らの大半は貧しい農村部出身なので日本に来る際、母国にいる家族や仲間の生活を背負っていることも多いため勤勉です。
それらのことを考慮に入れると、貸倒れ率はマイクロファイナンスの1%よりも相当低くなるのではないかと推察します。
ちなみに、過去募集された「クラウドバンク」におけるカンボジアマイクロファイナンスファンドを見てみると、1~3号の累計投資額1億3千万円、目標利回りが4.5~5%で、貸倒れ等もなく順調に運用が終了しました。
自分の投入したお金が、貧困に苦しむ人々の手助けになることも、新興国投資ならではですね。
キャンペーン募集会社:SBIソーシャルレンディング
参考利回り | 2%~10% |
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最小投資額 | 1万円〜 |
会社の実績 | ◎ |
担保・保証 | ◎ |