【2018/3/2】maneoで延滞遅延発生!案件の情報と動向をチェック

2018年3月2日

maneoで延滞遅延が発生しました。2017年3月の延滞に続き2回目の延滞発生となります。

まずは案件の概要を公式ページからの引用にて確認してみましょう。

ローンID  3247
貸付実行日  2016年4月28日
融資金額   15,000,000円
最終返済日  2018年7月30日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=713
残高     4,187,464円

ローンID  5235
貸付実行日  2017年3月15日
融資金額   10,000,000円
最終返済日  2019年6月28日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=1790
残高     7,391,981円

ローンID  5536
貸付実行日  2017年4月12日
融資金額   5,000,000円
最終返済日  2019年6月28日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=1944
残高     3,695,983円

ローンID  7206
貸付実行日  2017年9月27日
融資金額   10,000,000円
最終返済日  2019年12月30日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=2865
残高     9,646,639円

こちらの5案件、残高は合計すると24,922,067円となります。約2400万円ですね。

それぞの案件を紐解いていきます。

案件の詳細

maneoの虎ローンファンド5号

ローンID  3247
貸付実行日  2016年4月28日
融資金額   15,000,000円
最終返済日  2018年7月30日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=713
残高     4,187,464円

案件1が【maneoの虎 第18弾】東京都板橋区エリア ラーメン店開業案件への投資となっています。こちらの案件はページ内でハイリスク・ハイリターン型と紹介されています。

また、詳細として、以下のように案内されていました。

・1,500万円(27か月分割返済)※3か月元本据え置き期間あり

事業者BMは、東京都板橋区エリアにラーメン店を開業いたします。

今般、開業に伴う資金として内訳は、以下の通りです。
————————————
内装工事費          約1,400万円
保証金,手数料その他費用等  約700万円

合計約2,100万円(約600万円が自己資金)
————————————

こちらの案件は、担保や保証の設定はなく、売上からの回収を行うそうです。今後は採算店舗から回収を行うということでした。

maneoの虎ローンファンド8号

ローンID  5235
貸付実行日  2017年3月15日
融資金額   10,000,000円
最終返済日  2019年6月28日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=1790
残高     7,391,981円

案件1が【maneoの虎】豊島区池袋エリア ラーメン店開業案件への投資となっています。こちらの案件はページ内でハイリスク・ハイリターン型と紹介されています。

また、詳細として、以下のように案内されていました。

・1,000万円(27か月分割返済)※3か月元本据え置き期間あり

事業者BYは、東京都豊島区池袋エリアにラーメン店を開業いたします。

今般、開業に伴う資金として内訳は、以下の通りです。
————————————
内装工事費         約740万円
保証金,手数料その他費用等  約660万円

合計約1,400万円(約400万円が自己資金)
————————————

maneoの虎ローンファンド9号(案件1:BY社、案件2:AN社)

ローンID  5536
貸付実行日  2017年4月12日
融資金額   5,000,000円
最終返済日  2019年6月28日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=1944
残高     3,695,983円

案件1が【maneoの虎】 ラーメン店 事業性資金支援ローンへの投資となっています。こちらの案件はページ内でハイリスク・ハイリターン型と紹介されています。

今回の借り手は、事業者BY社です。

今般、事業者BYに対する事業資金(店舗開業追加資金)として、
500万円を募集させて頂きます。

・500万円(26か月分割返済)※2か月元本据え置き期間あり

こちらの案件の説明に関しては、以前の案件に比べると、詳細な情報は記載されていませんでした。

maneoの虎ローンファンド10号(案件1:BY社、案件2:AN社)

ローンID  7206
貸付実行日  2017年9月27日
融資金額   10,000,000円
最終返済日  2019年12月30日
URL    https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=2865
残高     9,646,639円

今回の借り手は、事業者BY社です。

今般、事業者BYに対する事業資金(店舗開業資金)として、
1,000万円を募集させて頂きます。

・1,000万円(27か月分割返済)※3か月元本据え置き期間あり

こちらの案件の説明に関しては、以前の案件に比べると、詳細な情報は記載されていませんでした。

経過と回収について

対象ファンドの債務者であるBM社とBY社は、ラーメン店運営会社で、経営者が同一のグループ会社であります。
グループは3法人にて、ラーメン店を8店舗経営しております。経営者はこの道約25年の業界精通者で、
事業を徐々に拡大させてきましたが、うち3店舗については、昨年12月頃より急激に売上が減少しており、
2月末に閉店することになりました。

グループにはmaneo社以外の債務もあり、一旦資金繰りを整理したいと申し出がありました。
詳細は確認中ですが、2月末の返済は不可能であるとの連絡を受けました。

経営者は、今後、採算店舗にて営業を継続し、その収益から返済を続けていく意向です。

返済の実現性や期間等の見込みについては、次回以降のご報告とさせていただきます。
債権者として、今後も引き続き状況把握に努め、回収を試みてまいります。

なお、本件は、募集させていただいた内容のとおり、不動産担保などの保全がない案件となっており、
回収は採算店舗からの収益がその返済原資となります。

3月8日を目処に追加の情報が出るということなので、追加の情報を待ちたいと思います。

maneoは過去にも返済遅延が

maneoは2017年3月にも返済の延滞のニュースがありましたが、その時のケースでは11月に完済されました。今回のケースでは倒産ではなく、採算店舗があるということなので、そちらでの回収に期待したいと思います。

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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。