LCレンディングを実際に申し込み!申込手順から登録完了までの流れ、審査状況まとめ

概要

LCレンディングはJASDAQ上場企業で不動産投資会社のLCホールディングス100%子会社である株式会社LCレンディングによって運営されています。

不動産関連案件に特化しており、利率は5%~10%とソーシャルレンディング業界の中で特別目立って高利回りというわけではありませんが、案件によっては親会社の元本保証など、安定志向で運用したい方におすすめの案件を扱っています。

さて、LCレンディングの申込を実際に順を追って見ていきましょう。

全体の流れ

LCレンディングは投資家の募集と管理をmaneoマーケットに業務委託しています。そのため、実際の手順を見てみるとほとんどがmaneoの申込時の項目と一致しています。

申し込みの大きな流れとしては、基本情報の入力して、初期登録を行います。

初期登録が完了すると、審査が行われ、審査に通過すると本登録を行うための確認IDが送られて来ます。

確認IDを登録したあとに、補足情報を登録することで登録完了します。

登録段階ではマイナンバーは必要ではなく、実際の投資の段階でマイナンバーを登録すれば良さそうです。

申込の流れ

トップ画面より申し込みます。
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登録申請までの流れです。

①同意及び確認事項

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審査のヒントを発見

当サイトで特に注目したのは「2.LCレンディング取引約款」。この書面上に以下の文言がありました。

貸付人は、借入人から借入の申込みがなされた場合には、貸付人が加盟する信用情報機関に対する借入人の信用情報照会その他あらかじめ貸付人が定める内規に 従い審査を行い、

ここに記載されている信用情報機関は主に、クレジットカードやローン、携帯電話の申込履歴、返済履歴などの情報が登録されている機関になり、これらの情報はクレジットカード会社など申請があった企業に開示されます。

この開示を許可するのは、紛れもなく、投資家自身であり、この書面に同意することで、maneoに信用情報を閲覧する許可を与えることになります。

実際の審査まではわかりませんが、クレジットカードやローンなどで返済の遅延などがある場合や遅延が過去に会った場合は審査が難しくなる可能性もあります。

とはいえ、ローンのようにお金を借りるのではなく、投資家としてお金を貸すということを考えると、支払い遅延があったからといって、そこまで厳しく落とされるということもないように思います。

そもそも借金が多いような方であれば、ソーシャルレンディングの投資には適さないと思いますのでやめといた方がいいと思います。

すべてのファイルを開くことで次の画面に進むことが出来ます。

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②申込者属性確認

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収入・資産状況

主な収入源、年収、金融資産を入力します。

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主な収入源を選択します。

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審査の項目としては給与所得や投資収益が良さそうです。

年収を選択します。

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次に投資経験です。このあたりの入力項目が審査に影響しているかどうかはわかりません。

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投資家としての投資に関して

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審査の優位性としては「余裕資金」>「老後の生活資金」>「借入資金」という感じではないでしょうか?

投資資金の性格

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借入資金を選択して、審査に通ることがあるのか気になります。

投資目的

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③ID、個人情報登録

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IDやパスコードを設定します。IDは重複チェックが行われるようですので、すでに登録されているIDは使うことが出来ない様です。今回maneoと同じIDも試してみましたが、IDは利用できるようでした。

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秘密の質問を設定します。

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お客様情報

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会社情報登録

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④銀行口座の登録

銀行口座のおすすめは三井住友銀行。LCレンディングの口座の振込と払い戻しはすべて三井住友銀行になります。

三井住友銀行であれば、振込手数料を抑えることができますので、特に投資金額が少ない方には大きなメリットになります。

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 ⑤登録内容確認

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ここまでで基本的な登録は完了になります。

書類送付

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ここからは本人確認書類と登録口座のの証明の登録になります。

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免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード、外国人登録証明書をアップロードします。これらの書類を事前にスキャンしてパソコンで読み込む必要があります。

パソコンで設定する以外にもスマートフォンで撮影する方法もあるようです。

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通帳やキャッシュカードのスキャン画像を添付します。

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審査

これらの資料からLCレンディングにて審査が行われます。審査はmaneoマーケットに委託しているとのことなので、基準はmaneoマーケットの審査基準に依存していると思われます。

審査基準は公開されていませんが、以下の項目は特に重視していると推測されます。

・職業(無職などではないか)
・借り入れはないか
・年収や金融資産はいくらか

職業や年収、金融資産は自己申告ですので、ある程度ごまかしが効くかもしれませんが、借り入れについては信用情報機関に照会することで正確な情報が把握されます。極端に借り入れが大きい方や、クレジットカードの返済遅延などがある方は審査が厳しくなる可能性もあります。

(信用情報機関への照会は申込の最初の書類の確認で同意しているはずです。)

審査に問題なく通過した場合、簡易書留で「本人確認キー」を記載したハガキが送付されてきます。

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2日後に簡易書留ではがきが届きました。本当にはがき1枚なんですね。

表面のシールを剥がすとログインIDと本人確認IDとが印字されていました。どうやら無事に審査に通過したようです。

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本人確認キーの送信

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本人確認キーを入力して送信ボタンを押します。

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こちらで口座開設が完全に完了となります。

最後に入金

投資家登録が完了すると、後は入金して、投資案件を選択するだけになります。入金方法は、管理画面に表示された指定の口座に振込するだけです。振込手数料は投資家負担になります。LCレンディングの管理口座は三井住友銀行になりますので、同じ銀行をお持ちであれば手数料を抑えることが可能です。

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3万円未満の案件はほとんどないので、実質的に3万円以上になりますね。こうやってみると、他の銀行からだと手数料だけでもかなり取られますので、投資金額が少ないと手数料だけで大きく利益を減らしてしまいそうです。特に他行宛の756円はイタイ。。。

口座開設を行ったサービス

LCレンディング

LCレンディングは、JASDAQ上場企業で不動産投資会社のロジコムグループ100%子会社である株式会社LCレンディングによって運営されています。
2014年12月に会社が設立され、2015年7月よりサービスを開始させています。ソーシャルレンディングの業界大手であるmaneoマーケットと業務提携しており、サービスサイトの運営、募集取り扱い、投資家管理はmaneoマーケットが行っています。

LCレンディング

参考利回り 平均6.24%
最小投資額 2万円〜
会社の実績
担保・保証



詳細を見る公式サイトを見る

執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。