スマートレンドの特徴、メリット、デメリット | 中小企業・香港の消費者金融への融資が中心概要

会社概要

スマートレンド(SmartLend)はSmartLend株式会社によって運営されています。

会社の設立は2015年10月、ソーシャルレンディング事業は2016年4月にサービスを開始しています。

ソーシャルレンディング事業としては、日本の中小企業と日本人が経営している香港の消費者金融への融資が中心になります。

業界大手であるmaneoに募集取扱い(取得勧誘)などの運営を業務委託しており、借り手の管理をスマートレンドで行なっています。

サービス概要

利回りは5%〜12%の高利回り

5%〜12%の高利回りの案件が多くあります。

短期案件が多数

通常は3ヶ月〜6ヶ月の案件が中心ですが、キャンペーン案件になると1ヶ月の案件が多く募集されています。

利益の毎月分配

借り手からの返済は一括返済ですが、利払いは毎月行われます。

運営を業界大手のmaneoに業務委託

金融商品取引業である募集取扱い(取得勧誘)などに関してはmaneoマーケット株式会社が行なっています。

maneoと業務委託契約をしていることで、投資家としては会社に対する信用度の増加につながります。

SmartLendは2016年12月時点で2社の融資先に繰り返し融資されています。

下図をご覧下さい。

各融資先の件数を示しています。

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家賃保証事業者Aと香港の消費者金融Cへの融資がそれぞれ17件と18件で、全融資件数の約9割がこの2社に占められています。

この2つの案件の説明は下記「案件説明」にて記載します。

その他の案件では、エステティックサロンを利用する女性向けのクレジットサービスを営む事業者や大手建設会社の一次下請け工事の会社など中小企業に融資しています。



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特徴

メリット

上記で記載したように2社への融資が繰り返し行われており、同一会社に継続的に融資されていることは、安定的に運用が行われていると判断できるでしょう。

案件は5%〜12%の高利回りです。

また家賃保証事業者への案件の中には利回り12%で運用期間1ヶ月という、好条件の案件が取り扱われていたりします。

デメリット

香港の企業への融資案件では為替リスクはあります。

家賃保証事業者への融資案件においては担保が無い場合もあるので注意する必要があるかと思います。

担保と保証

家賃保証事業者への融資案件では、担保はなく代表者保証はあります。

一方香港の消費者金融案件では、債権譲渡担保はありますが保証はありません。

債権譲渡担保では担保の内容や担保金額が記載されていません。

全体的に担保と保証についての説明が十分にされていませんので投資家側から見れば不安が残ります。

案件詳細

家賃保証事業者案件

下記2つのサービスに対しての資金を募集しています。

1、家賃保証サービス
賃貸物件のオーナー様などに対して入居者様の家賃保証を行うサービス

2、収納代行サービス
各入居者様から回収を行い、各賃貸物件のオーナー様へ支払うサービス

キャンペーンで頻繁に扱われる1ヶ月で12%の高利回りの案件の説明をします。

その中でも今回は年末特別ファンドの例です。

年に2回、ゴールデンウィークと年末年始の長期連休の時期に、回収された家賃の資金管理会社への着金と、オーナー様等へ家賃の支払いのタイミングが前後し、家賃を立替える必要があります。

集られたお金はその立替えに使用されます。

2016年の1年間でも1ヶ月で12%の高利回りの案件は16件募集されていましたので、募集案件の情報を追いかけるといいかと思います。

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香港の消費者金融案件

消費者金融の顧客である現地の香港人への小口貸付金として運用されます。その貸付期間は約1年間で、金利は30%〜50%です。

貸付先顧客から消費者金融への毎月の元利入金分が返済原資となります。

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詳細情報

運用利回り 5.0%〜12.0%
運用期間 1ヶ月〜12ヶ月
最小投資金額 3万円〜
口座管理費 無料
入金手数料 お客様負担
出金手数料 お客様負担

会社情報

会社名 SmartLend株式会社
設立 2015年10月
資本金 120,000,000円

財務情報

単位:円
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2018年3月期 850,025,923 -15,959,936 -14,754,556 -15,044,556



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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。