クラウドリースの特徴、メリット、デメリット | 飲食やアミューズメント関連のリース案件を扱う概要

会社概要

クラウドリースは株式会社Crowd Leaseによって運営されています。

会社の設立は2015年10月、ソーシャルレンディング事業は2016年2月にサービスを開始しています。

ソーシャルレンディング事業の分類としては、飲食関連企業やパチンコ店関係を中心とした中小企業関連会社への貸付・リース・割賦販売を行う関連会社への貸付を行なっています。

株式会社Crowd Leaseは業界大手のmaneoに出資を受けています。

またmaneoに募集取扱い(取得勧誘)などの運営を業務委託しており、借り手となる中小企業関連会社の管理をクラウドリースで行なっています。

サービス概要

クラウドリースの最大の特徴としては、リース・割賦を借り手に提供していることが挙げられます。

投資先が飲食店やパチンコ店であるため設備投資としてのリース・割賦を提供することが可能となっています。

貸金業の免許を保持していませんが、将来的に事業の幅を広げるためにクラウドリースの完全子会社のクラウドキャピタルが貸金業免許申請中とのことです。
(2016年3月時点)

短期案件が多数

2ヶ月〜6ヶ月の案件が多数存在しており、短期運用を行いたい方に向いています。

リース・割賦での中小企業への支援実績

クラウドリースは株式会社ダーウィンの事業として立ち上がっています。

ダーウィンはリース・割賦を通しての中小企業支援を長年取り扱ってきた実績があります。

運営を業界大手のmaneoに業務委託

ガイアファンディングと同じく金融商品取引業である募集取扱い(取得勧誘)などに関してはmaneoマーケット株式会社が行なっています。



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特徴

メリット

2万円から投資できる案件が多数あるため、少額から投資したい人や、分散投資したい人に向いています。

また運用期間の短い案件が多数存在しています。

上記のことから少額投資の短期案件でも金利が5.0〜8.0%と比較的高金利であることはメリットであると言えると思います。

案件の取り扱いが、サービス開始から1年あまりで900件近くと非常に多いです。

案件数が多いので、投資家は好きなタイミングで投資できるかと思います。

デメリット

どの程度の担保金額が保証されているのか投資家には不透明であることはデメリットです。

一案件の募集金額が200万から500万円と他社のサービスに比べて極端に低く多額の投資を行いたい投資家には向いていないかと思います。

担保と保証

必ずリース物件や日々の売上を担保としています。

パチンコ店は不動産を所有していることがあり、その場合は不動産を担保としています。

また案件によっては、動産所有権移転留保を担保としています。

動産所有権移転留保ではパチンコ店への投資案件の場合パチンコ台などの機器を担保としています。

パチンコ業界の慣習では、業界の横のつながりが深いため、パチンコ台の入れ替えなどで代金の不払いがあると、以降に他の仕入れ先との取引が困難になるということがあります。

それにより不払いを抑制するインセンティブが働くようです。

その他

貸金と比べてのリースのメリットとは何でしょうか。

中小企業は銀行以外からの資金調達を行うと、銀行が銀行以外から借入金を計上することを気にする場合があります。

一方リース・割賦は借入金としては計上されないので、その点に関しては銀行からの印象を損ねることはありません。

また貸金とリースでは与信の基準を変更することが可能であり、銀行の資金などを温存することができます。

詳細情報

運用利回り 5.0%〜8.0%
運用期間 1ヶ月〜36ヶ月
最小投資金額 2万円〜
口座管理費 無料
入金手数料 お客様負担
出金手数料 お客様負担

会社情報

会社名 株式会社Crowd Lease
設立 2015年10月
資本金 100,000,000円

財務情報

単位:円
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2017年9月期 328,502,871 25,058,984 2,502,299 23,285,084



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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。