Crowd Realty(クラウドリアルティ)の特徴、メリット、デメリット |国内最大手の購入型クラウドファンディングサービス概要

会社概要

Crowd Realty(クラウドリアルティ)は、株式会社クラウドリアルティが運営する国内・海外の不動産特化型のソーシャルレンディングサービスです。

会社は2014年の12月に設立され、2014年の12月よりβ版を公開し、サービスをスタートさせています。

Crowd Realtyは他のソーシャルレンディングと少し違いがあり、REIT(リート)という不動産の証券化スキームを活用しています。

簡単に言えば、他のソーシャルレンディングの場合、投資家が不動産を運用する企業にお金を貸し付けるというのに対し、REITを活用したCrowd Realtyは不動産の物件に直接投資を行うことができ、不動産を証券化させて投資ができます。

そのため、投資する案件の詳細やプロジェクトの起案など、其の他のソーシャルレンディングサービスでは知りえない情報も開示されており、投資における意思決定の際の情報量が豊富にあると言えるでしょう。

特徴

1. 投資家は不動産やそれに付随するビジネスオーナーになれる

Crowd Realtyは、REIT(リート)という不動産を証券化したスキームを利用しています。

その他のソーシャルレンディング会社では、資金の詳しい使用用途は明かされていません。

その点、Crowd Realtyの場合は何のための資金か詳しく情報として得ることができます。

そのため、間接的に不動産案件のビジネスオーナーとして出資をすることができます。

2.国内・海外隔てなく世界中の不動産オーナーになれる仕組み

不動産特化型のソーシャルレンディングサービスは、クラウドクレジットやラッキーバンク等いくつかありますが、クラウドリアルティは国内・海外隔てなく案件が存在します。

またサービス特性上、不動産を証券化し、出資者皆で購入するという仕組みなので、世界中の不動産物件のオーナーになることができます。

メリット

上限金利がなく、案件によっては20%~30%の利回りも!

Crowd Realtyは、企業にお金を貸す(レンディング)のではなく、個別の不動産案件に直接投資を行うので、金利に上限が理論上ありません。

そのため、国内の募集案件が開始されれば、利回りが20%~30%のものも掲載されるとのことでした。まだ国内の募集はなく、海外のみの募集(利回り:9.0%)となっているので今後の期待が高まります。

デメリット

実績・案件数が少ない

REITの仕組みは斬新で、期待利回りもかなり高い部類なのですが、やはり運用における実績がまだまだ少ないので2017年2月現時点においては、クラウドクレジット等運用実績のある会社の方が安心して投資できるのかなと思います。

その他

クラウドリアルティは、サービスリリース後すぐに、リノベーション工事の対象となる築20年以上の区分マンションの不動産ファンド事業(以下 不動産ファンド)をリノベる株式会社と提携しました。

リノベる株式会社は、この提携によりファンドが投資する物件の選定に関わるアドバイス、および当該物件のリノベーション工事を行います。

クラウドリアルティは、高まっている中古住宅のリノベーションニーズをクラウドファンディングとREITをうまく組み合わせたモデルという新しいスタイルで挑戦しています。
今後の展開に目が離せないですね。


会社情報

会社名 株式会社クラウドリアルティ
設立 2014年12月
資本金 ホームページに公開なし
平均利回り 9.0%


財務情報

会社ホームページに公開なし。

公式サイトを見る

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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。