J.LENDINGの特徴、メリット、デメリット | パチンコホール融資に特化概要

会社概要

J.LENDINGは株式会社ジャルコによって運営されています。
株式会社ジャルコは1956年3月に設立され、2012年よりパチンコホールへの貸金業を展開しています。
ソーシャルレンディング事業は2015年11月にサービスを開始しています。ソーシャルレンディング事業の内容としてはパチンコホールへの貸付を行なっています。

特徴

J.LENDINGの最大の特徴としては、JASDAQ上場企業の事業だということです。
上場企業ということで、IRは必ず公開されていますので財務情報を確認することができます。
また3ヶ月に一度会計監査を受けているということで信用の増加に繋がるかと思います。

・投資金額が50万円から
他ソーシャルレンディングサービスと比較しても投資金額が高額です。

・融資先に対する厳しい審査
パチンコホールへの融資事業の中でも、特に安全性の高い案件をソーシャルレンディングの案件として出していっています。
審査として以下の2つを見ています。

○過去の実績の数字
社内には銀行・ノンバンク出身のメンバーがおり、バランスシート・有形固定資産・のれん代・土地建物などを全体的に見極め、企業の価値を正しく評価できます。

○取引先からの評価
パチンコホールは設備・遊技機に大きなお金を使用します。
融資先に関わっているメーカーや卸から集めてきた情報を、融資先が信用できるかどうかの判断に加えています。

メリット

上場企業の事業ということで、堅実に多額の投資を行いたい方に向いています。
IRが公開されているので、事業の透明性を確認できることもメリットと言えるかと思います。
またジャルコの既存事業はパチンコホールへの貸金業です。その既存事業のお金の集め方をソーシャルレンディングに変更したのが、J.LENDINGになります。既存事業との関連性が高いので、既存事業の財務情報も確認しておくといいかもしれません。

デメリット

投資金額が50万円からと高額であるので、少額で投資したい方には向いていないかと思います。
サービス開始してから1年間で2案件しか取り扱っていないことからお分かりになるように、募集案件が非常に少ないです。2016年12月時点での募集案件はありません。ただ会社としては1ヶ月に2件のペースで案件を増やしていきたい意向があるようです。

担保と保証

不動産や換価性の高い遊技機などを担保としてます。
2016年12月時点での総案件2件は、不動産担保となっています。
ただ1つ気になるのはその担保された不動産において、抵当権の設定登記が行われていない場合があることです。
「登記に必要な書類は、預かっておりいつでも登記ができる状態を保持している」とありますが、登記しない理由などが記載されていません。
書類が準備できているのなら、どのような理由で登記しないのか説明してほしいものです。

詳細情報

運用利回り 3.0%〜8.0%
運用期間 6ヶ月〜24ヶ月
最小投資金額 50万円〜
口座管理費 無料
入金手数料 お客様負担
出金手数料 お客様負担

会社情報

会社名 株式会社ジャルコ
設立 1956年3月
資本金 350,000,000円


財務情報

株式会社ジャルコは2011年11月に上場廃止して、JALCOホールディングス株式会社(東京証券取引所JASDAQ上場)の子会社となっています。
ジャルコの直近の財務情報が公開されていないため、JALCOホールディングスの財務情報を紹介します。
平成26年度から3期連続で売上高が減少しているのは、今後注意していく必要があるかと思います。


平成26年3月期 平成27年3月期 平成28年3月期
売上高(百万円) 1267 888 567
営業利益(百万円) 35 120 133
経常利益(百万円) 6 -46 59
当期純利益(百万円) -525 -48 113



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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。