会社概要
クラウドクレジットは日本以外の新興国向けの案件を扱うソーシャルレンディングサービスです。
クラウドクレジットはクラウドクレジット株式会社によって運営されています。主要株主に伊藤忠商事、マネックスベンチャーズなど大手の資本も入っており、バックボーンに安心材料があります。
会社設立は2013年1月、ソーシャルレンディング事業は2014年6月からスタートさせています。
クラウドクレジットの特徴
最大の特徴は投資対象を日本以外の新興国に特化させている点です。
クラウドクレジットでは、海外のクラウドファウンディングの事業者へ投資することで、以下の新興国を対象にした案件を取り扱っています。(一部)
■北米・南米
ペルー、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、
■アフリカ
南アフリカ
■欧州
エストニア、スロバキア、フィンランド
1案件ごとの募集金額は500万円〜2千万円など少額の募集であることが多く、金利も10%を超えるものも少なくありません。
メリット
高金利の案件が多く、最低投資額が1万円〜と少額で運用可能。
また、案件に対する透明性が他社に比べて非常に高いのが特徴です。事業者の手数料が何%なのか、運用スキームの説明がしっかりとされています。
案件の進捗状況は定期的に開催されるセミナーでも報告されていますので、投資に興味がある方は参加されるとよいでしょう。
デメリット
運用が海外提携先に一任されており、運営先の管理体制や審査状況、担保状況が把握しづらいという点はデメリットといえます。
案件ごとに提携している投資会社が決まっているので、投資会社のホームページ(英語)で審査に対する考え方などをチェックするのも良いでしょう。
担保と保証
担保と保証はクラウドクレジットが貸付している提携事業者に依存しています。
ペルー小口債務者支援プロジェクトの例では、担保や保証という方法ではなく、小口分散投資を行うことで、一定割合貸し倒れは起こるという想定のもと、統計的に資金を回収が出来る貸付を行っています。
また、新興国の事業向けローンでは、「実物資産による裏付け」という表現が用いられています。これは不動産など売却可能な資産があるため、日本で言う不動産の担保と同じような効果があると公式サイトで紹介されています。
また、貸し倒れリスク以外にも貸付対象国の法律変更によるカントリーリスク、為替変動によるリスク、投資会社の信用リスクなどさまざまな外的要因リスクもあります。
詳細は各案件ごとの投資スキームに記載されていますので、事前にしっかりと確認してみると良いでしょう。
詳細情報
運用利回り | 2.5%〜13.5% (参考値) |
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運用期間 | 7ヶ月〜37ヶ月 (参考値) |
最小投資金額 | 1万円〜 |
口座管理費 | 無料 |
運用手数料 | 1.0%〜2.0% (参考値) |
入金手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 無料 |
会社情報
会社名 | クラウドクレジット株式会社 |
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設立 | 2013年1月 |
資本金 | 1,234,548,000円 (2018年8月時点) |
子会社所在地 | ペルー、エストニア、メキシコ |
提携会社
提携会社 | 国 |
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KOBRANZAS SAC | ペルー |
Bondora(旧Isepankur AS) | エストニア |
PRESTIAMOCI | イタリア |
FELLOW FINANCE | フィンランド |
Mintos | ラトビア |
CREAM FINANCE | ポーランド |
MFX Solutions | アメリカ |
OVAMBA | 南アフリカ |
MOGO FINANCE | ラトビア |
SAVY | リトアニア |
ESTATEGURU | エストニア |
CROWDO | インドネシア |
TDB | モンゴル |
財務情報
資本金 | 資本剰余金 | 当期純利益 | 利益剰余金 | |
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第4期決算公告 | 195,250 | 140,507 | -148,636 | -295,996 |
第5期決算公告 | 352,750 | 298,007 | -273,191 | -569,187 |
第6期決算公告 | 75,000 | 1,025,917 | -195,979 | -765,166 |