ガイアファンディングの特徴、メリット、デメリット | 海外不動産開発に特化概要

2018年11月19日運用終了予定案件および全138ファンドで延滞発生 2018年11月22日
カリフォルニアローンファンドで延滞発生 2018年9月26日
テキサススターローンファンドで遅延発生 2018年9月26日

会社概要

ガイアファンディングはガイアファンディング株式会社によって運営されています。

会社の設立は2015年7月、ソーシャルレンディング事業は2015年10月にサービスを開始しています。ソーシャルレンディング事業の分類としては、不動産投資型であり、海外の不動産開発会社に対して貸付を行います。

ガイアファンディング株式会社は個人投資家からの資本のみで経営されており、その他の資本は入っていません。(2015年10月時点)

業界大手であるmaneoに募集取扱い(取得勧誘)などの運営を業務委託しており、借り手となるアメリカの不動産開発会社の管理をガイアファンディングで行なっています。

代表取締役である眞鍋氏とケルビン氏はアメリカで「EQUIPOISE」という不動産開発ファンドを立ち上げています。そこで培った知識や経験、ネットワークを活かしてガイアファンディング株式会社を設立しています。

サービス概要

ガイアファンディングの最大の特徴は、アメリカの不動産に投資対象を絞っていることです。

募集された投資資金はアメリカに建てられている住宅の購入とリフォームに企てられます。リフォームを行うことにより住宅の価値を上げ、売却することで利益を得ています。
リフォームする物件は数千万円から数億円と価格帯が幅広いです。

・利回りは5%〜11%の高利回り
5%〜10%の高利回りの案件が大部分を占めます。

・全案件で不動産担保
投資案件のために購入する物件を担保としています。

・返済方式が元本一括
開発不動産の売却を利益配当の前提としているため、元利均等返済でなく元本一括としています。

・業界最大手のmaneoに業務委託
金融商品取引業である募集取扱い(取得勧誘)などに関してはmaneoマーケット株式会社が行なっています。maneoと業務委託契約をしていることで、投資家としては会社に対する信用度の増加につながります。



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特徴

メリット

案件の多くは5%〜10%の高利回りです。
また投資が2〜4万円からできる案件が大部分であるため、少額から投資したい人や、分散投資したい人に向いています。

他には提携先の不動産事業者は長い実績があり、リーマンショック時も実績がある会社に厳選しています。

海外の不動産に対する投資ということで為替リスクや不動産価格下落リスクもありますが、ガイアファンディングとしては、以下の対策を行なっています。

・為替ヘッジに対応する金融商品の購入

代表取締役であるケルビン氏はゴールドマンサックスやJPモルガンでFXや先物取引を手掛けていた経験をいかして、自ら金融商品の購入を行なっています。

・担保となる不動産評価額の最大70%までの投資

投資対象の期間を4ヶ月〜18ヶ月として、投資するアメリカの地域を厳選しています。

その地域ではリーマンショック時の不動産価格の下落でも1年間で最大15%となっています。

したがって担保となる不動産評価額の70%までの投資で損失が出ないような仕組みになっています。

デメリット

メリットで為替リスクの対応策を述べましたが、それでも為替リスクがなくなることはありません。

運用期間が中期の案件では一層為替変動による影響を受けやすいかと思います。

担保と保証

全案件で不動産担保が原則となっています。

投資のために購入する物件が担保と設定されています。

また案件によっては抵当権の優先順位が2位になっていることがあります。その場合抵当権の優先順位が1位の金額が決済された後が担保金額になりますのでご注意ください。

その他

ブログ(ガイアファンディングブログ)を運用しています。

記事の中には募集していた案件のリフォーム後の住宅が紹介されています。

不動産に投資といっても具体的なイメージを想像し難い投資家の方もいるかと思います。

そのような中で、ガイアファンディングではリフォーム後の住宅をブログで紹介することにより、自分が投資したお金でどのような結果が得られたかを分かりやすく説明することができているかと思います。

詳細情報

運用利回り 5%〜11%
運用期間 4ヶ月〜22ヶ月
最小投資金額 1万円〜
口座管理費 無料
入金手数料 お客様負担
出金手数料 お客様負担

会社情報

会社名 ガイアファンディング株式会社
設立 2015年7月
資本金 100,000,000円


財務情報

単位:円
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2017年3月期 215,422,209 4,473,101 -11,115,839 23,285,084
2018年3月期 398,042,787 17,715,196 17,759,219 13,488,382



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執筆者: 大人のソーシャルレンディング編集部

OSL(大人のソーシャルレンディング)編集部。ソーシャルレンディング会社の徹底解析から実際の運用まで、ソーシャルレンディングの魅力と動向を追いかけます。