会社概要
株式会社CAMPFIREは、2011年6月に正式サービスリリースを行った寄付・購入型クラウドファンディングサービスです。寄付・購入型のクラウドファンディングサービスの中では最も知名度があり、支援総額が最も集まりやすいのはCAMPFIREだと言えます。CAMPFIREがその他のクラウドレンディングサービスとの大きな違いは、レンディング(貸し付け型)ではなく、出来上がった製品やサービスを見返りとするファンディング(資金調達)によって支援者を募集しているという点です。つまり、CAMPFIREには利回りや貸し倒れといった概念がありません。この部分に関して、クラウドから資金調達は行いますが、maneoを代表したソーシャルレンディングサービスとは全く別物だという認識をしましょう。
特徴
1, 出資金額の目標達成がしやすく、達成金額に上限がない
CAMPFIREは寄付・購入型のクラウドファンディングサービスでは
日本最大規模のサービスです。
募集しているプロジェクト数も多く、出資される資金の流動性も非常に高いです。
そのため、応援したいプロジェクトがあった際には
プロジェクトの目標達成金額に届くことが多いです。
またその他のソーシャルレンディングサービス(貸し付け型)のように満額成立したからといって出資ができないということではなく、募集終了期日までは出資をすることが可能となっています。
2, プロジェクトジャンルが豊富にあり、プロジェクト内容が詳細に記載されている
貸し付け型ソーシャルレンディングでは資金を貸し付けるという特性上、
匿名組合が案件管理をしており、法律の観点からプロジェクトの詳細を空かせません。
しかしCAMPFIREは、レンディング(貸し付け型)ではないため、どんなプロジェクトで誰がやっているのかといった詳細の情報を公開しています。そのため、支援者には経済合理性のあるメリットだけではなく、応援したい!といった想いも出資するニーズとして存在する場合が多いと言えます。
支援者(出資者)のメリット
まだ世に出回ってないサービスや体験が手に入る
CAMPFIREは、製品・サービス化されているものに出資するのではなく、企画・開発段階のものに出資します。そのため出資側は初めての顧客になることができ、真っ先にサービスや価値のある体験を手に入れることができます。
支援者(出資者)のデメリット
プロジェクトが失敗する可能性がある
これはCAMPFIREに限ったことではないですが、出資してプロジェクトを応援しても、計画通りにプロジェクトが進んでいないことがクラウドファンディングには起こりえます。そのため、プロジェクト実行者が信頼するに値するのかといった判断をすることが非常に大事になってきます。
今後の展開について
CAMPFIREは2017年4月からプロジェクト実行者が動画にて支援者と双方向にコミュニケーションが取れるサービスとして「FIRESIDE」を、提供開始する発表を行いました。このサービスにより、今まで以上にプロジェクト実行者のことを知ることができるため信頼関係を築きやすく、支援者がより納得感のある支援を行うことが可能になったのではないかと思います。代表の家入氏は、元paperboy&coの代表でロリポップ!レンタルサーバーの生みの親であり、自身がインターネットを使った新しい価値を創造するのが得意な方で、実績が豊富にあります。そういった理由からも、CAMPFIREはクラウドファンディングの将来を牽引する存在であり続けると思います。
会社情報
会社名 | 株式会社CAMPFIRE(2016年まで式会社ハイパーインターネッツ名義で展開) |
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設立 | 2011年6月 |
資本金 | 66,967,300円(資本準備金 62,967,300円) |
財務情報
会社ホームページに公開なし。